最近まで飼育のモチベーションがなかなか上がらない期間が続いていました……。
持病であるヘルニアが悪化し、腰をやられて気分も落ち込み、フィールドにもあまり出れない冬。
おかげでツイッターも虫のことについてあまりつぶやけておりません。
とりあえず無理はしないようにしますが。
南国ゲンゴロウ以外はほぼ冬眠に入っていたため、たまに水換えるくらいの最低限のメンテナンスしかしていませんでした。
しかし、すでにGWも明け、かなり気温が上がり、夏の兆しが垣間見える日到来です!
我が家のゲンゴロウ達も活発に動き回るようになりました。
冬眠明けのヒメゲンゴロウ。
30匹近くいましたが、越冬中に4~5匹ほど落ちてしまいました。
それでも20匹以上泳いでいるとなかなかの迫力です。
昨年の秋口にペアで採れたハイイロゲンゴロウ。
そして、昨年に繁殖が大成功したクロゲンゴロウ達の生みの親が3匹。
この冬は冬眠はさせずに、南国種のオオイチモンジシマゲンゴロウ達と一緒にヒーター
で飼育していましたが、2匹が落ちてしまいました。
3匹とも野外で捕まえた個体なので、どれくらい長生きしたのかは不明ですが、1匹は
2021年の2月、もう1匹は同年の12月に採集した個体なので、野生での生きていた時期も
含めて長生きしてくれたと思います。
4月半ばからクロゲンをモンジ水槽から取り出して、
ヒメゲン、ハイイロと一緒に45センチ水槽でまとめて飼育。
クロゲンゴロウは水温が上がる4月末までは本調子ではありませんでしたが、
ハイイロとヒメゲンは別。
真冬の少し暖かい日は普通に泳ぎ回っていました。
混泳は見ている分は楽しいですが、特にハイイロゲンゴロウの他の種との混泳に関しては
一つ懸念があります。
それは捕食圧が高いこと。
泳ぎがかなり上手いんです。捕まえるのもめちゃめちゃ上手いんです。
それで以前、一緒に飼育していたコシマゲンゴロウがかなり餌食になりました。
エサ補充していれば大丈夫ですが、空腹時が続くと危ないかな。
(別々で飼育すればよいのですが、容器の置くスペースの関係上、それは最終手段に…)
サイズの小さいヒメゲンが下手すれば餌食になるかなと思うので
水替えの頻度多めにして、冷凍赤虫を毎日与えていこうかな、と思った矢先
ここで良い知らせがありました。
こいつらが勝手に無限繁殖しておるっ!!!
2か月ほど前、旅行のために家を空ける際にかなり生きエサを多めに投与しました。
その時に入れたミズムシが水槽内で大繁殖していました!
ミズムシと冷凍赤虫を組み合わせて空腹時を埋めていこうと思います。
しかしながら
このタイミングでヒメゲンが大量に産卵!!
さらに孵化!!
増やしすぎるとキャパオーバーするので
ヒメゲンの繁殖はいったん今年はストップします。
生まれてきた幼虫たちは他のゲンゴロウ達の捕食圧にさらされますが、
去年もでしたが、まれに水槽内を生き延びたデカい3令幼虫が出現するので
そこは確保していきます。
せっかく生まれたのに隔離もせずに捕食されるなんて……。
私もそう思いますが、ヒメゲンの繁殖ペースを侮ることなかれ。
卵の産み付ける場所は決まっておらず、年4回以上の繁殖時期があり、なかなかの数が
孵化するので今回は自分の飼育できる範囲内で留めておくことにしました。
来月あたりからハイイロゲンゴロウの繁殖時期を迎えることになりそうなので
今年はそこにトライしてみようと思います。
水槽にいつのまに入っていたヒル。
ホテイソウ入れたらなぜか湧きます。
こやつがいる水辺は水質環境がなかなか良好らしいので、放置していますが
卵食べたりするのかな……。