昼と夜の気温差が10度以上になってきた今日この頃。
昼は20度あるのに夜になると7度近くまで冷え込むことも珍しくありません。
我が家のオオイチモンジシマゲンゴロウ(以下モンジ)と
オキナワスジゲンゴロウ(以下オキスジ)水槽にヒーターを導入しました。
南国のゲンゴロウ(リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウ)であるため
Twitterのフォロワーの方から教えて頂いたのは
水温が15度以下だと死ぬ危険がある。
とのことなのでビビりの私は20~22度キープでいきたいと思います。
ちなみにヒーターは温度固定のものを購入しました。
(これが原因で後に大変な思いをするとも知らずに………。)
これもフォロワーの方から教えて頂いたことですが
”モンジとオキスジの混泳は控えたほうがよい”
とのことなので水槽は別々にしています。
(モンジがオキスジを捕食してしまうことがあるみたいです)
泳ぎ方を観察してみると確かにモンジの方が俊敏な動きをしています。
両者とも(特にモンジ)環境や水温の上昇の変化がスイッチになって
産卵行動が始まる種なので
もしかするとと思ったら案の定
ヒーターで加温した翌週末には幼虫を発見!!!
孵化するのは嬉しい!!
ですが幼虫飼育の時期が問題なのです……。
ただでさえ繊細な(特にモンジ)ゲンゴロウ幼虫を昼夜の大幅な寒暖差という
外部的なストレスにさらすわけにもいかないと思い……。
追加でヒーターを購入しました。
ここで問題が一つ。
今まで幼虫飼育は紙コップで行ってきたのですが
これでは複数幼虫を飼育する際に水温をキープできないことが発覚。
というわけでダイソーで丁度良いサイズのセパレートタイプの収納ケースを購入。
これにドリルで穴をあけて
底にヒーターを敷けば問題解決!!!
難点は穴にエサの食べ残しや排泄物が詰まって水替えがしにくいところです。
水深と容器のスペース、脱皮の難易度を考えて
初令から2令へ脱皮するまでは紙コップで飼育し、2令以降はケースで飼育しました。
2令への脱皮率は驚くべきことに9割を超えているのでここは一安心でした。
問題は2令から3令への脱皮が難易度が高いこと。
脱皮中に力尽きてしまうか、皮が最後まで脱げずに溺れ死ぬ個体は少なくないです。
脱皮中に落ちるのは、冷凍赤虫オンリーで飼育しているかなのか、
生きエサだとまだ生存率が上がったのかは検証してみないとわかりません。
3令まで行けばこっちのもの。
結果、11匹孵化した中、6匹が上陸してくれました。
最初の頃はかなりの数を落としてしまっていたので
これでもだいぶ改善されたほうです。多分……。(´;ω;`)
これでともかく一安心ですが、まだ終わりません。
~続く~