お盆も過ぎ、ツクツクボウシの鳴き声が増えた今日このごろ。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
コンテナビオトープを始めてからそろそろひと月が経つ頃ですが、今日は嬉しい出来事がありました。
なんと、
我がビオトープにヤゴの姿が!!
(同定は難しいですが、ビオトープ付近ではオオシオカラトンボがよく飛んできました。)
『ふーん。いや、それがなんやねん。』『ヤゴなんてそのへんの川におるやん。』
と思う方もいるでしょうが、(確かに少しの水さえあれば生きていけるヤゴもいます)
自分で作った環境に生き物が増えていく様子はなかなか興味深く、
この小さい水の入った箱の中で生まれる小さな生態系を、じっくりと観察するのがとても面白いと感じる私にとってはめちゃめちゃ嬉しい出来事!
そして、ヤゴのおかげで良いことが1つあります。
実は数日前から、このコンテナにボウフラが湧き始めました。
妻との約束で、蚊の対策を怠らないという条件のもとで始めたビオトープであるため、
ボウフラが湧いたら、メダカを購入してビオトープに入れなければなりませんでした。
私としては、なるべく生き物を持ち込まずに、『場』のみを用意してそこに集まる生き物だけの生態系を観察したかったのですが、やむをえません。
明日にでもメダカ飼ってくるか~、と思っていたら………
今朝見てみると、たくさんいたボウフラの姿は見当たりませんでした。
おそらくこのヤゴが食べてくれたのでしょう。
(初期に湧いたボウフラは飼ってるゲンゴロウの餌にしました。)
羽化するまでは、このヤゴたちが環境の捕食者側なので、メダカは今のところは投入する必要はなさそうです。
ヤゴ以外にも生き物が増えてきました。
これはフタバカゲロウの幼虫。
コンテナの壁面についた藻類を食べてくれます。
10匹以上確認できました。
ケシカタビロアメンボ。
最近数が増えてきています。
よく見てみたらオスメスのペアでした。
先日入れたコナギとクログワイもしっかり根が固定されています。
秋は多くの水生昆虫たちを見ることができる季節です。
このビオトープにどんな生き物がやって来るのでしょうか。
四季ごとでどのように生物が増えていくのか楽しみです。
ワンチャン、ゲンゴロウ飛んでこないかなぁ……。
続く