昨年からコシマゲンゴロウの累代飼育を始めておりまして
孵化ラッシュ、孵化ラッシュで忙しい残暑厳しい今日この頃。
昨日驚くべき事件が起こりました。
3令終盤の幼虫が蛹になるために飼育容器(紙コップ)をよじ登り
翌朝、紙コップを置いているトレー内で陸地を求めて歩きさまよう幼虫を発見。
その後、
湿ったピートモスを入れた容器の中に置いてやるとしばらく横たわったまま。
仕事から帰って見てみると、すでに横には幼虫が作った土繭があるので
おそらく蛹への準備はできたのでしょう。 一安心(^^♪
紙コップの高さは6,5センチ。
3令幼虫の大きさは2センチ弱。
3自身の大きさより3倍以上もある垂直な高さの壁を登っていくなんて
幼虫のその能力にびっくりしました。
(プリンカップから使い捨ての紙コップの方に切り替えてからだいぶ楽なのですが、思わぬ落とし穴でした。)
とは言えこれを放置すると大変なことになるので
3令のそこそこエサ食べた段階の幼虫を
(食べたものが若干残ってはいるがあとは自身の体色)
こうします。
※容器内ぐるぐる回ったりなどの上陸のサインとかなしでも行う。
同じゲンゴロウでも違うな~なんて最近特に思ったり。
クロゲンゴロウはエサ食べなくなってから上陸まで
2日くらい待ってくれるんでめちゃ優しい。
ヒメゲン、コシマゲンゴロウは半日も待ってくれない時があって、朝は餌ちょっと食べてたのに帰ってきたら溺れて落ちてるなんてことも。
ヒメゲンゴロウ繁殖に苦戦してた時↓
最近クロゲンゴロウの繁殖に慣れきっていたため、私がたるんでいました。
気を引き締めていきます。
逆にその繊細さが魅力的な部分でもあるのですが。
とりあえず今年1号羽化しました。
後続に繋げていきたいです。
*1:+_+