Divingbeetlesのブログ

水辺の生き物について綴っています。

生息環境で見分けたらええんやない?②

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こちらはあの有名なオニヤンマ。

 

あまり昆虫を知らない方でもこの名前は知っている!!という人は多いと思います。

 

こどもの頃は必死で網を持って追いかけました。

 

ヤゴの生息環境は、私の独断と偏見が入りますが

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林道沿いのちょろちょろ流れる砂地の沢

 

に多いイメージです。

 

黄色と黒のシマシマのトンボといえばオニヤンマ……だけではありませんが

 

その大きさと風格はトンボの王様にふさわしいと思います。

 

 

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こちらはクロスジギンヤンマと思われるヤゴ。

 

Twitterで親切なフォロワーの方に教えて頂きましたが、

 

ギンヤンマとの区別が非常に難しいとのこと。

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「多分ギンヤンマっぽいな」というフォルムはしているんですが……力及ばず。

 

 

ギンヤンマと比べると、クロスジギンヤンマの方が

 

木陰で覆われた池や湿地を好むらしいです。

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成虫は中学生からずっと見てません。

 

ヤゴとの触れ合いは子ども時代を取り戻している感覚に近いものがあるなぁ。

 

 

 

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こちらは二ホンカワトンボ

 

激似のアサヒナカワトンボという種がいますが、私には同定できません。

(そこは私にはまだ早い……( ;∀;))

 

微妙に似ている種は難しいです。

 

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もうすぐ!もうすぐ!

オレンジ色のヒラヒラがそこら中を飛び回ります。

 

(もうすぐ言うてもGW手前ごろからですが)

 

 

 

 

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子どもの頃にも見たんだと思います。

 

多分、その頃は目当ての昆虫が他にもいたから

 

見向きもしなかったんだと思います。

 

今見たらすごい綺麗なのに。

 

色んな虫に関心を持てるのになったのも大人になってから。

 

今住んでいる場所が比較的山間の川付近なので

 

二ホンカワトンボ乱舞の中心部に居を構えている私は勝ち組。( ^)o(^ )

↑そのうち夜道で刺されそう。

 

本当に毎年見たいくらいの美しさです。

 

 

 

 

 

 

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最後はミヤマカワトンボ。

 

中流、上流域の綺麗な水が流れる川にいます。

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ヤゴは二ホンカワトンボよりも触角の第一節が長く

 

全体的に細いです。

 

もう二ホンカワトンボと見分けるのも楽勝です。

 

ミヤマカワトンボの成虫は意外と警戒心が強く

 

私のコンパクトデジタルカメラでは撮れません。

 

しかし、私は諦めない。

 

今年もチャレンジしてみます。

 

このTG‐6に収めてみます。

 

 

 

まだまだ見分ける知識もありませんし

 

出会ってないヤゴも名前すらわからないヤゴも多いです。

 

 

そのヤゴが何なのか、どんな環境に住んでいるのか。

 

それらが少しずつわかってくると、

 

私の見ている世界の、自然の解像度が更に上がってきて

 

「やっぱりフィールドは楽しいなぁ。」

 

そう思える今日この頃です。