Divingbeetlesのブログ

水辺の生き物について綴っています。

神戸市レッドリストでCランクが続きます

 

 

 

 

結論から申し上げると

 

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↑2日前に三田市でとれたやつ。

 

 

 

神戸市で’推し‘’の危機が続いています。

 

たまたまネットでゲンゴロウについて検索していたところ

 

2020年に兵庫県の神戸市RDBの改訂版が出ていたので見てみました。

 

 

↓こちらが2015年のもの。

rdb2015.pdf (kobe.lg.jp)

 

 

↓2020年

神戸版レッドデータ2020 (kobe.lg.jp)

 

 

 

ゲンゴロウとコガタノゲンゴロウなどの大型種は

 

相変わらずのAランクの状態です。

 

 

(そもそも神戸市にナミゲンゴロウは生存しているのだろうか。

豊岡とその周辺の北側のわずかな池のみに生息しているとのことなので疑問です。

私も実際に見たことがないので幻に近いと考えております。)

 

 

 

神戸市は瀬戸内海側はかなり都会ですが

 

北区などの六甲山近辺はまだまだ自然が残っており

 

Bランク指定のモリアオガエル

 

Aランク指定のムカシヤンマを見ることができる自然豊かな場所があります。

 

 

ゲンゴロウが普通に見ることができるような

 

植物豊かな池があるかは定かではありませんが

 

さすがにヒメゲンゴロウは普通にいるだろうと考えていました。

 

 

隣の西宮市や三田市三木市の池や水路では普通に見られるヒメゲンゴロウですが

神戸市では……

 

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なんとランクインしておりました。

 

 

これは2020年のものですが

 

改定したのが5年ぶりということで2015年のものも見てみると

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どうやらこの時にランクインしたようですね。

 

 

私は西宮市に在住のため

 

近辺の市の水辺に赴くことが多いのですが

 

神戸市の水辺にはあまり行ったことがありません。

 

 

やはり田んぼが少なくなってきているのでしょうか。

 

 

私の中ではヒメゲンゴロウはある程度コンクリで固められていない水辺なら

 

比較的容易に見ることができる種だと思っていたので

 

Cランクではありますが

 

そもそもランク入りすること自体が

 

かなりショックが大きいです。

 

 

学者でも研究者でも環境系の仕事に携わっている身でも何でもない

 

ただのゲンゴロウが好きな素人ですが

 

好きなものが減っているということは

 

すごく気になります。

 

 

一度神戸の水辺がどんな状況かを見てみたい。

 

 

 

というわけで今後は

 

神戸市の水辺にも頻繁に行きたいと思います!

 

 

生息地などが明確にならない程度にブログにもあげていきますので

 

見て頂けると嬉しいです。