最近とてもジメジメした日が続きますね。
この季節はGW明けよりも山が青々として、カブトムシやクワガタムシなどのかっこいい虫達も登場し、テンションぶち上がりの季節到来です!!
……と、例年なら汗もアドレナリンもドバドバのシーズンなのですが、今年は持病のヘルニアが悪化して仕事を退職し、妻の実家の離れでしばらく療養することにしたので、おとなしくせざるをえないという状況です。
先日、急ピッチで引越しを終え、段ボールの荷ほどきをしつつ、今はちょっと落ち着いてきたかなというタイミングで
クロゲンゴロウ幼虫が孵化!!!!!
時期を少し遅めにずらして繁殖させようと思っていたので、産卵床は引越し直前くらいに投入しました。
本当に引越しが終わったタイミングで良かったです。
昨年度、初めて孵化した際はかなり発狂して喜びまくったものです。
しかしながら、今年はめちゃ嬉しいのも束の間でした。
状況が昨年と違うこともあって、この後に何をしなければいけないかが次々に頭に浮かんできました。
「初令幼虫は冷凍赤虫で十分育つとして、2令以降は生きエサが必要やから調達せなあかん。引越す前の家ではたまたま近場にミズムシ爆湧き水路とア〇-ゴがあってんけど、新しい環境ではそうはいかんやろな。2令へ成長するまでのわずかな時間でどうやって確保するかや。新しい家からア〇-ゴ遠いわな。片道1時間以上かかるで。ネットでコオロギ頼もか。いや待て。離れとはいえ、義理の両親の家にコオロギ大量に持ち運ぶのはどうなんやろか。許可とったほうがええか。それなら冷凍コオロギ試してみるか。でも食いつかんかったらどないしよ。」
などとブツブツ独り言を言い始め、
「クロゲンの2令小さいし、コオロギSSサイズしか合わんねんな…。モンジやシマゲンと違って魚やオタマジャクシは合わないねんな。ヤゴかミズムシ。ほな昨年と同じでミズムシ調達しよか。リハビリがてらに近所の水路で捕まえたらええかもな。いや待たんかい。俺これからしばらく無職やん。無職の片足30代に足つっこんだオッサンが田舎の見知らぬ土地で網振り回してたら噂になるわな。ある程度遠出しよか。」
そのブツブツが妻の耳に入ったらしく、
「引越しで疲れてるんやろ。今日はもう寝なさい。」
と子供のように寝かしつけられた28歳の湿度高めの夏の始まりでした。
様々なことが積み重なりますが、昆虫飼育と引越しは相性悪いですね。
他の飼育されている方はどのようにしているのか気になります。
先ほど無職という言葉を発しましたが、本当に療養のために引越してきたので、次の就職先はあまり考えていませんでした。
ただ、日本という国のセーフティネットはなかなか手厚いものがありますね。
協会けんぽの傷病手当金と失業保険を組み合わせれば(併用は無理ですが時期をずらせば受給可能)2年近くは貯金を切り崩さなくとも働けなくとも自分も妻の二人分の生活は可能です。
※2年も療養するつもりはありませんが、2年くらいは大丈夫という安心感は得ることができました。
以前勤めていた会社ではトラック・重機・土木建設関連の資格を多く取得させてもらったこともあって、腰が治った後もその方面の業界では食べていけると思います。←多分(*'ω'*)
1年ほどは国民年金免除の申請も通り、国民健康保険の支払い(場合によってはヘルニアで特定理由離職者のため自己都合退職から会社都合退職に変更することが可能みたいで、減免の考慮もありえるかもしれませんがまだ未定)と義両親への離れの光熱費関連のお金さえ家に入れれば問題はなさそうです。
話がゲンゴロウから逸れてしまいましたが
まずは腰を治すこと、そしてゲンゴロウを愛でること←(*'ω'*)
この2つを大切にしてのんびりやっていきたいと思います。
もちろん、いろいろとチャレンジしてみたいことがあるので、ぐうたらするのはほどほどにします( ´∀` )
今までは冬のシーズン以外は室内飼育でしたが、今後は屋外メインになりそうです。
ホテイソウの成長がボロボロにされるよりも早ければ取り替える必要はないのかも、と期待しています。
ゲンゴロウ達に関しては引越し前に知人に譲渡するという方法もありましたが、やっぱり僕が飼育したい、繁殖させたい、累代飼育してみたい、泳ぐ姿を眺めるのが好き、という熱が全く冷めることはなかったので連れてきました。
クロゲンゴロウに関しては20匹弱くらい昨年羽化した新成虫がいるので、そこからさらに増えることも考えて、キャパオーバーしないようにコントロールして累代飼育に取り組んでいきたいと思います。
ちなみにコシマゲンゴロウはいったん20匹ちょっとが蛹になってくれたのでひと段落。
6月末から7月にかけて羽化しそうです。
気温も上がりそろそろモンジ、オキスジの産卵がラッシュになるのかな?
累代2年目はどうなるのか。
また投稿したいと思います。